ニュースメディアに関するクラウドソーシング

Here’s my research proposal for the Graduate School Application for International Research Students at the University of Tokyo Graduate School of Interdisciplinary Information Studies. It’s translated into Japanese by my friend Satoko. After spending more than 3 months writing and revising my proposal in English, I had to look for a translator to put it into Japanese. Since I was in Hong Kong at the time, I thought I’d find a local translator to help me. Unfortunately, the only thing I could find was a company that doesn’t have anyone who has a good command of English. I spent HKD $1300 but after receiving the end product, I had to schedule a meeting with the owner of the company and sat down with her for an entire afternoon to redo the whole thing. Still, that wasn’t good enough and my friend Satoko took time out of her busy school schedule to help me polish the paper to this final version. So, here it is!

研究計画書(表紙)

研究テーマについて、過去の研究業績の詳しい説明、問題意識、今後の研究の具体的計画などを論文形式にまとめること。

本紙を表紙として、4000字程度(A4版任意用紙3枚程度)にまとめた研究計画書を添付して提出すること。

研究テーマ

ニュースメディアに関するクラウドソーシング

研究要旨(日本語で200字程度)

この研究の目的はクラウドソーシング及びインターネット上でユーザーが配信する情報の
歴史を詳しく研究報告することです。
ウィキペディアに代表されるクラウドソーシング・ウェブサイトが人気を獲得し、成功した
要因を追求し、クラウドソーシングを活用したジャーナリズムニュースサイトのスピード性、
精密性、正確性、ディテール性、信頼性、スコープ性を伝統的メディアニュースと
比較検討します。また、将来のモバイルインターネット使用に伴いクラウドソーシングによるニュー
スメディアがどのように成長するかを予測します。

アメリカでは、大企業による消費者に対する理不尽な対応が相次ぐ中、消費者がconsumerist.com やyoutube.comなどのウェブサイトで意見交換を行い団結し、企業に対して訴訟を起こし、勝訴する事態が起きています。

2005年7月の、テロリストによって地下鉄とバスが爆破されたロンドンテロ事件では、出勤途中のバスの乗客が撮った事件現場の写真がフリッカー(flickr)にアップロードされ、それに対してのコメントが多数寄せられました。

また、2001年には、ウィキペディア”フリー百科事典”が登場し、現在200万件にのぼる記事がユーザーによって作成、編集されています。

一般の人々が専門家に代わり、他の消費者の為にコンテンツ作成を行うこの大衆の貢献(crowd contribution) は、クラウドソーシングと呼ばれています。私の研究はどのようにしてクラウドソーシングがニュースメディアに適用されるのかという点に焦点を置いています。

過去の研究業績

1994年ワシントン大学に入学し、初めてインターネットを使用しました。それをきっかけにインターネットに興味を持ち、それからの4年間、私はC、VB、Javaなどのプログラム、及びデータベース製作やネットワークの立ち上げを学びました。私の専攻は運営管理と情報システムでした。卒業課題の一つではアメリカの一般家庭でのブロードバンドによるインターネット接続の実現可能性を調査しました。具体的にはケーブルと電話会社の出版物から情報を収集し、雑誌やオンラインで出版されていた最新情報を調査、また電話会社の代表者と直接コンタクトをとり、サービスの値段や私の住む地域で入手可能なサービスについて聞き取り調査をしました。この調査の結果、電話回線交換所から家庭まで電話線を延長する作業が高コストになるという”ラストマイル”と呼ばれる問題点を報告しました。結論としてアメリカに普及している古い電話回線の構造が、電話会社が低コストの高速インターネット接続サービスを提供する妨げになっていることを指摘し、将来はケーブルテレビ・ネットワークが電話会社に代わって比較的高速なインターネット接続サービスを提供することで、この市場を獲得することを予測しました。

マイクロソフト社での勤務時、新規に開設された運営部門で、MSN.comに関連する1500の企業レベルのサーバーのウェブファーム管理を行いました。数百人のエンジニアが共同で問題を探り、解決できる方法を研究しました。また、知識銀行(knowledge bank)に知識を集中させることができないかと考え、その解決策として、SQLサーバデーターベースを基礎にし、ASPを使用したウェブ・チケティング・システムを社内開発しました。

次の勤務先であるYahooでは、別々に作成された二つのウェブと財務システムのデータを統合する問題を解決する為に採用されました。データ統合とデータ移行のプロジェクトを始動させ、それに関して複数の開発チームの運営管理を担当しました。

私は大量データの保存と情報回収の方法を集中的に学び、PHPやMySQLを使用したトラッキング・システムの開発を助力しました。Yahooで勤務した5年間の間に、”Web 2.0″が展開し始めていました。その中で私が一番感銘を受けたのは、フリッカー(flickr)というウェブサイトで使用されていた、ユーザーが自分の写真を見つけられるよう、個々のユーザーに合わせた”タグ”を配信する精巧なタグシステムでした。このシステムは容易にデータを保存、検索、回収する方法に革命を起こしました。Flickrが後にYahooに買収された後、私はタグシステムを自分のプロジェクトに積極的に採用しました。

問題意識

私のこれまでの経験はデータベースを基礎とした問題と知識を集中させる方法に集中した、主に技術的なものでした。この経験は現行のクラウドソーシングウェブサイトと技術的に近似性があり、相違点としては、私の過去の業績は一般に公開されたシステムではなく、社内の従業員にのみ提供されていたという点です。この経験はウェブにおけるクラウドソーイングに関する見識を与えてくれました。大切な点は、技術はコンテンツの保存、探索を容易にする鍵にすぎないということです。
これらの職務経験を通して、コンテンツの質やユーザーの参加度によって、使用されている技術が成功しているかどうかを測ることを学びました。

私は技術的な面でクラウドソーシングに精通しているだけでなく、個人的にもクラウドソーシングを使用、参加しています。アメリカのテレビはテレビ局側が視聴者に見せたい番組しか作らず、視聴者にアナリストの意見を押し付ける傾向があるので、私はアメリカのテレビニュースは好きではありません。nowpublic.comやohmynews.co.jp(オーマイニュース)のようなクラウドソーシングニュースサイトで事実のみを得る方を好みます。今年 3月に私の祖父が癌と宣告されましたが、ウィキペディアやヤフーのヘルスグループで医者や患者らが医学書からの情報だけでなく、自身の治療状況や体験などを掲載しているのを参考にすることができました。このような一般大衆から発信されたニュースや情報は、着実と人気を得、将来的にはこれまでの専門的なソースに代わって、より信頼されるニュースソースとなり得ると予測しています。

私はクラウドソーシングの権威であるWired magazineのジェフ・ハウや、実際にお会いしたことのあるハーバード・ビジネススクール教授のカーリム・ラカニ氏のブログを常にチェックし、クラウドソーシングに関する最新ニュースを常に追っています。

今後の研究の具体的計画

クラウドソーシングという用語は2006年に作り出されたばかりの造語ですが、この分野に関する技術革新は驚異的なスピードで進んでいます。近年、少なくとも25チームものクラウドソーシングについての研究プロジェクトチームが世界中に存在しています。これらのプロジェクトチームは、the University of Vienna, Royal Institute of Technology in Stockholm Sweden, Abo Akademi University of Finland, Harvard Business School, MIT, Stanford University, NYU, New York Law School, University of Utah, UT Austin, University of Haifa in Israel その他オランダ、カナダ、イギリス、ペルーの大学などの大学を含んでいます。

私の研究の一環として、私の研究をクラウドソーシングし、世界中の研究者と分ち合うことを考えています。それにより、個々の研究課題を投稿し、意見交換や、相互評価を行うことができます。私の研究目標はまず、クラウドソーシングの歴史とユーザーによるウェブコンテンツ一般を調査報告することです。歴史的事実を確認した後、 wikipedia, ohmynews, nowpublic, flickrなどの最も普及しているクラウドソーシング・ウェブサイトの成功の要因を確定したいと思います。そして、クラウドソーシング・ジャーナリズムに焦点をあて、クラウドソーシング・ニュースサイトのスピード性、真実性、ディテール性、信頼性、範囲、重複、盗作などの見地から、従来のニュースメディアと比較検討していきます。

上記の研究でプランクラウドソーシング・ウェブサイトの過去・現在に関する記録作業が完成します。その次のステップとしてはウェブサイトの将来的、連続的成功に関する問題を提起していきます。私の推測では、クラウドソーシング・ウェッブサイトはモバイル・インターネットの機能として普及していくと思われ、これは3.5G高速度モバイル・ネットワークとiPhoneのようのMID (Mobile Internet Device)の普及から見ても明らかです。現代産業のリーダーが将来に備えどのような研究開発を行っているかについて研究調査を行い、また、現在モバイル・ネットの日本での利用状況を考察します。

私の研究目的はジャーナリズムに重点を置いたクラウドソーシングの使用について綿密な
歴史的調査を行うことです。 貴大学の学際情報学府の大学院生としてこの研究プロジェクトを続けられることを心から希望しています。また、この研究プロジェクトが林先生の講義で利用していただけるとすれば、学際情報学府の他の学生にもクラウドソーシングジャーナリズムに関して興味を持ってもらえるのではないかと思っています。

個人的な視点では、人生のこの時点で何をすべきなのかを熟考しているところです。一般企業での職務で私の人生を終らせるべきではないと考えています。自分に出来る社会に貢献できる有意義な事は出来ないかと考えたところ、クラウドソーシングコミュニティーが私の最優先事項であることに気づきました。クラウドソーシング産業に従事する友人に助言を求めたところ、東京大学の卒業生であるcuusoo.comの西山浩平氏が東京大学で研究を続けるよう助言してくださいました。こうして東京大学大学院学際情報学府と出会う事ができました。私の経験と研究が貴大学に貢献でき、また貴大学で私の学問的、また専門的知識をさらに深めることが出来ればと願っています。

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Just another guy trying to beat the system and be released from the Matrix http://about.me/nicholaswang

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One comment on “ニュースメディアに関するクラウドソーシング
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